日本近現代史と戦争を研究する

歴史学の観点から日本近現代史と戦争について記します。

2008-01-26から1日間の記事一覧

紙面に掲載される捕虜殺害

『静岡新報』1932年5月1日付には、戦争熱が高揚するなか、 満洲独立守備隊第六大隊第四中隊兵士の次のような知人宛ての便りが紹介されている。 (荒川章二『軍隊と地域』青木書店、2001年) この戦闘で支那兵を五十名ばかり捕虜とし武装解除して全部縛り上げ…