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日本近現代史と戦争を研究する

歴史学の観点から日本近現代史と戦争について記します。

紙面に掲載される捕虜殺害

満州事変期 書庫


『静岡新報』1932年5月1日付には、戦争熱が高揚するなか、
満洲独立守備隊第六大隊第四中隊兵士の次のような知人宛ての便りが紹介されている。
(荒川章二『軍隊と地域』青木書店、2001年)

この戦闘で支那兵を五十名ばかり捕虜とし武装解除して全部縛り上げた。こいつ等を伴れて帰るには面倒だから殺すことになった。我々の戦友を殺したその天罰だ。我々は胸をどらせて全身の力を出して気合と銃剣で共にブスリと突き殺した。こんな痛快な事はなかった
(217頁)