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日本近現代史と戦争を研究する

歴史学の観点から日本近現代史と戦争について記します。

日本陸軍便覧における糧食

アジア・太平洋戦争期


関連:http://d.hatena.ne.jp/higeta/20100127/p1


日本陸軍便覧―米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944

日本陸軍便覧―米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944


今度は、1944年米陸軍の日本軍研究であるが、こちらは各方面へ幅広く配付されている。
軍、軍団、支援集団、兵站部、師団、旅団、連隊、大隊、隊、訓練部隊、技術支援部隊、陸軍兵站委員会、憲兵隊、各種学校


第8章では、補給について扱っている。
光人社翻訳復刻版、179頁、駐屯地における糧食の構成について以下のように記している。
和訳に気になる点がないでもないが、ともかく、ここでもゴボウを確認できる。

(a)穀物および主成分。米、麦、大麦、餅缶詰、団子缶詰、赤飯缶詰、乾麺麭、乾パン、ビタミン入り乾麺麭、砂糖、黄粉。
(b)肉類および魚介類の缶詰。牛肉、鮭、鰯、鯖、海草類、蛤、虹鱒、鮪、鱈の肝臓。海藻と大豆。蟹肉。
(c)乾燥肉類および魚類。平目、鮭、鰹、するめイカ、烏賊。浅草海苔。
(d)果物および野菜の缶詰。蜜柑、パイナップル、竹の子、大豆と牛蒡、ゆで蓮根、豆もやし、蒟蒻、ほうれん草、茸、beanflower、ミックス・ベジタブル、人参。
(e)樽入り野菜および魚類。梅干し、沢庵、カレー粉漬け海鼠、わかさぎの油着け。
(f)乾燥野菜および果物。林檎、人参、白菜、小豆、玉葱、ポテトチップス、椎茸、瓜、昆布・アラメ類。
(g)調味料など。醤油、乾燥醤油粉、味噌、酢、カレー粉、塩、生姜。
(h)飲料。茶、酒、練乳。