日本近現代史と戦争を研究する

歴史学の観点から日本近現代史と戦争について記します。

日本だけが悪かったわけではないという主張に対して


第一に、善か悪かの単純な二分論で判断していいのかと考える。


第二に、果して日本だけが悪かったという主張がなされているのかどうかを調べる。
あったとして、それを裏返しただけの議論をする必要があるのか考える。
単純な議論の土俵に上がる必要はあるか考える。


第三に、長い時代的範囲を一口に語ってしまう議論を疑う。
歴史的推移の機微に目を向ける必要がないか考える。